ちょっと考察の更新が久々すぎて体裁変わってたりしますが、そのままお読みいただければ🙇🏻♀️
第2場は宿にやってきて『2週間後』。
日付は曖昧ですが、2週間後ってことは、写真集見ると合ってると思う 。みんなも写真集を買って考察を深めよう!
第1場はここに書いています。
OP明けからが第2場です。
枕投げを経て、第3場の大晦日前までの話が対象。
余談ですが…
OPでみんなが布団に入って寝るけど、その時乙骨さんだけ手で布団浮かしてるんだけど、そんなに前暗転中にスタンバイが間に合わなかったのだろうか…。東京公演の時にはもうそれをやってたけど、初日はそんなことしてなかった気がするんだよな…。
灰島さんと諸澤さんは大学サークルの先輩後輩。
大泉さんと森崎さんの関係まま…。
枕投げの時に「大学時代からの鬱憤を!」みたいにいって、灰島さんが諸澤さんに投げるんだけど、何があったのだろうか…。
(NACSの大学時代からの〜とかけてるんだろうけど)
呑気な諸澤さんは酒と飯と風呂のことしか考えていないようだけど、1番現実を見ているし、茶山さんのことも気遣っているし、実はちゃんと考えている人だとは思う。
諸澤さんの頭からジャージャーと出なくなってしまったのはいつからなんだろう。
Twitterで、戦争が原因なのではというのも見たけど…。
PARAMUSHIRの桜庭さんに近い状態になってしまったのだろうか。じゃあ、この座組に召集されたのは…?
甘い恋の物語を書くとなって、メインの灰島さんが決まった時に「自分だけじゃ甘い恋の話は…」と思って、ラストで蛇口からジャージャー綺麗な言葉が溢れるような諸澤さんを知っている灰島さんが茶山さんにお願いして追加してもらったのかな。
そして茶山さんにもクローズアップしよう。
「今は、金が命です」と結構茶山さん、プロデューサーっていう立ち位置もあるんだけど、お金に目がないのよね。
色々金銭面を握っている人だから、何かを考えるとすぐお金につながってしまう人。そんな茶山さんの口上は「金と情けの二刀流」。
お金が命だけど、そんなに悪い人ではないんだと思うよ…。
そして、ペン先をじっと見つめる乙骨さん。OP明けからずーーーーーーっとペン先を見ていました。乙骨さんは、いつもこんな調子なんだろうか…。そりゃ熱も出てしまうわ。
戦前の話。
猫ちゃんを除くと、4人は34〜42歳。終戦時は、27〜35歳。
やはり、PARAMUSHIRの登場人物と同じぐらいだろうか。HONORの登場人物よりかは年上かな?
佐世保にいた乙骨さん、満州に行っていた灰島さん、外地に行っていた茶山さんと諸澤さん、話の流れ的に猫ちゃんは戦争には行ってないみたいね。そんなに若いってことでもないんだけど、招集されなかったのかな。喘息とか、HONORの残った組と同じ理由なのだろうか…。
「生き残るのに全部運を使い果たしたのかもしれない」という諸澤さん。やはり、戦争で何かしら心に傷を負っていてまだ引きずっているのだろう…。好きだった女性と生きて会えなかったとか…。諸澤さんは結婚しているとかの話も出ていないし、PARAMUSHIRの矢野くん並みに裏事情が読めない。
茶山さんが黒澤明に気付いて部屋に帰ってくる。
茶山さんだけは、ずっと「猫ちゃん」と読んでいるのだけれども、茶山さんはこの宿をよく使う常連なのだろうか…。
ここで前に書いた時系列を見ると、宿にやって来てから1週間。まだそんなに仲良くなってはなさそう。他のメンバーは「君」って呼ぶ人が多い。
茶山さんは、ここで前にも缶詰で脚本を書く見張りをしていたのかも。
黒澤の存在を知らなかった猫ちゃん。
猫ちゃんは元大部屋俳優。初め大部屋がわからず調べましたが、脇役ということなんだね。
黒澤明の羅生門が公開されたのは1950年(昭和25年)。この物語の2年前。Wikipediaで主な作品を見ても1948年公開〜。
ちょうど猫ちゃんがこの宿で働き始めた頃かな?だか映画とは無縁の生活を送っていて黒澤明を知らないということが考えられそう。
羅生門を語る諸澤さん。
脚本家なのに寝てしまうのか…でも2回目をちゃんと行くあたりが偉いよね。「これが徴兵もされず〜」っていうセリフからは、すごい皮肉が込められていて、彼は戦争でどんな思いや経験をしてきたのかがやはり気になる。
そして枕投げ。
ここはもうお客さんを楽しませてくれるシーンなので、特に考察はないけどここから見えるキャラクター像でも…。見た回での出来事を中心に。
まず灰島さんは、諸澤さんに大学時代から恨みがある。諸澤さんも、灰島さんは大学時代から生意気だったから恨みがあるらしい(どちらかと言うと、森崎さん大泉さんの話で、決まった設定ではないと思う)
宅麻さんは、要領がいい。(これも、もはや末っ子音尾くんの得意技)周りが飛び蹴りやらなんやらやられてる中で、球出し(枕出し)担当をしたり、「あらやだ!」って言いながら枕持って防御しながら逃げ回ってたりする。
小泉、佐藤は飛び蹴りの達人。
ここから猫ちゃんの説教タイム。
「パッと忘れたい日もある、機械じゃねぇからな。思うようにならねぇのが人間ってもんよ」って言う猫屋。多分、俳優の仕事をしてて思うようにならなくて、忘れたいことたくさんあったんだろうね。
でも映画に対する想いは誰よりも熱い。猫ちゃんは、映画を作る側も受け取る側の気持ちもわかる貴重な人間。
「映画はシナリオだけじゃない、いろんな人間がいろんな泥水をすすりながら仕上げていく」
猫ちゃんもお芝居がうまくいかなくて泥水すすって足掻いてもがいてたんだろうな。だからこそ、説得力があってみんなをやる気を出させてくれるよね。
まともに考察もしてないのに長くなってしまいましたが、ここまでが第二場(場分けは写真集の情報から)です。
おまけ 2場の名言集
第三場は、大晦日。
アキちゃんの気持ち、そして乙骨さん猫ちゃんの語り合うシーンなどを考察かな。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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